プシュケーの巡礼
プシュケーの巡礼というタイトルは、人生を生きている人間をたとえています。プシュケーとはギリシャ語で「魂」を意味します。それぞれの魂が人生を生きながら何かを見つけようとしている、その姿を巡礼という言葉で言い表しました。
魂の巡礼でのテーマとは何でしょうか。私たちは、それを何か見つけることだと思っています。でも、それが一番大事なことでしょうか。本当に大切なことは、「何を見つけるか」ではなく、「何かを見つけようとしているのは誰なのか」を知ることです。そういった観点で、物語は構成されています。
物語の登場人物は、自分とは誰なのかを探し求めています。彼らは自分を知るかもしれないし、知る途中かもしれません。様々な立場で、様々な形で魂たちの物語が創造されていきます。
ブログで未発表作品「何かのカケラ」を収録しました。
1.どこまでも高く飛ぶ鳥 2.あなたはサルではない 3.海と心 4.金はいくらでもある 5.水は流れて 6.風の精霊 7.どうか私を助けてください 8.太陽は自分の光を見たことがない 9.二人の賢者 10.死神のお迎え 11.そこを突破できない 12.神がいなくなった 13.光が私に語ったこと 14.天国に誰も来ない 15.ドライブする夢 16.コンタクトパーソンの憂鬱 17.闇からの使者 18.何かのカケラ(未発表)
2017年3月11日 出版
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